※このエロ話は約 5 分で読めます。
投稿者:あさみん さん(女性・20代)
無防備すぎる女の悲劇・・・
・フリマのアプリで冗談でいらない下着や靴下を売ってみたらあっという間に売り切れた。
・他にも売って欲しいとメッセージがきて、同じ人に個人的に売ることに。
・そしてその人の知り合いにも売ってあげてほしいと言われ売ってしまったのが間違いだった・・・。
数ヶ月前に引っ越しをして新居で荷ほどきしていたら、以外とたくさんいらないものがあることに気がつきました。
友達がやっていたフリマのアプリを思い出してダウンロード。
いらない漫画や本、雑誌、服…それと、なぜか実家から持ってきていたらしい制服や体操着、スクールソックスや水着……そんなもの売れないだろうって思ったけど、冗談で出品してみることに。
そしたら、スクールソックスは、着用感がすごくあるというのに、すぐに売り切れに……。
「必要としてる人もいるんだなぁ。節約している学生さんたちとかかな?」
って思っていたんだけど、取引連絡のメッセージがきて、見てみたら、
「ほかに、下着とかはないですか? 高額で買い取ります」って。
なんかやばそうって思ったけど、引っ越し費用でけっこう貯金を使ってしまったこともあって、お金は欲しいし……。
「下着、いたんでしまっているものならたくさんあります。上下セットのものが、10組以上はあるかと…」
って返信。
実際、昔デザインが気に入って買ったけれど、サイズが合わなくなっちゃったものがいっぱいあった。
昔はかなりの貧乳で、気づいたら今はCカップになっていたから。
そしたらすぐに、
「全部譲ってくれないでしょうか? 下着の写真をアップしたら商品を削除されるかもしれないので、Hさん専用って名前で出品してもらえれば。写真はてきとうに、キャラクターの画像でもなんでも、大丈夫なので」
「それは大丈夫ですが、お値段はどのくらいにしたらいいですか?」
「1組2000円として、10組20000円でどうでしょうか?」
1セット、1980円とかで買って、しかもよれよれになっちゃったのに…買ったときよりもちょっと高くなるの? って信じられなかったけど、出品したら、Hさんがすぐに購入してくれた。
スクールソックスと下着類を合わせて箱につめて、発送。
なんか、そんなものを送るのは怖かったから、住所とか名前を書くのはすこし抵抗があった。
でもメッセージのやりとりをしているとHさんはとてもいい人そうに思えたから、きちんとほんとの住所を書いて送ることにした。
後日到着したらしくて、Hさんから受け取りの連絡がきた。
「ありがとうございました。とてもいいお品ものばかりで、たいへんうれしいです。またよろしくお願いします」って。
それで終わったと思っていたんだけど、ある日いきなりHさんからメッセージが届いた。
「知り合いで、女性下着が欲しいっていっている人がいるんですが……また譲っていただくことは可能でしょうか? できればお安くしてほしいってことで…申し訳ないんですが、ショーツ一枚1000円とかは可能ですか?」
「わかりました。そちらの方のご住所を教えていただいてもよろしいですか?」
「ありがとうございます。ちょっと、その知り合いは常識にかけているというか……住所などかかれずに送られるほうがいいかもしれません。知り合いの私がいうのも、変な話ですけど…よろしくお願いします」
変な人なのかなーと思いつつ、なんか癖で、ふつうに住所とか書いちゃって。
ミスった…って思ったけど、封筒を無駄にするのも惜しいし、そのまま送ることにした。
それから何度も、Hさんに頼まれて、その知り合いに下着やレッグウェアなどを送った。
数ヶ月くらいたったある日。
帰宅したら、自宅の前の廊下がすこし濡れていた。
雨も降っていないのに、なんで濡れているんだろう。しかも、両となりの部屋の前は、濡れていない。
気持ち悪いな~と思いつつ、スルーした。
そんなことが何度か続いていたんだけど、またある日、郵便受けに差出人不明の手紙が入っていた。
あけてみると、小さなチャック付きのナイロン袋に、透明な液体が。
見ただけでは、それがなんだかわからなかった。
でも開けてたしかめるのも怖いので、すぐにゴミ捨て場に捨ててきた。
だんだん恐ろしくなってきたけど、恋人もいなかったから、相談できる人もいない。
悩んでいたら、またHさんからメッセージが届いた。
「お久しぶりです。すみません、私の知り合いに譲っていただいた件なのですが…あのあと、なにか変わったことはございませんでしたか? 知り合いが「見ろよw」とかいって、どこか知らないマンションの写真を送ってきたりしていて、もしかして、と気になったんです。この下着はいてた人の顔が見たい、とか、散々いっていたので……」
じゃあ、今までの、玄関前が濡れていたのも、謎の液体も……ぜんぶその人だったのかもしれない。そう思って、相談してみました。
そうしたら、
「たぶん、知り合いがやったことだと思います。ほんとうにすみません。きつく言っておくので…」
って言ってくれた。
これで変なことに悩まされることもなくなるな~って、安心していたのに……数日後、玄関のチャイムがなって。
誰だろう? って思ってドアスコープをのぞいたら、黒い帽子をかぶった人が俯き加減で立っていた。
知らない人だし、なんだか怖かったので、よくよく全身を見てみると、上はスウェットのトレーナーだったんだけど、下半身が……女性用の下着と、ガーターストッキングだった。
ぞっとして、すぐにHさんに連絡。
「お知り合いさん、多分今うちの玄関に来られてます…」
それだけ送った。
怖くてしばらく部屋の電気も消して、ケータイをにぎりしめてベッドでじっとしていて。
30分くらい立ったから、もういないだろうって思って、ドアスコープをのぞいたら、まだ立ってて。
そんな格好でそこにいたら、私じゃない誰かに通報されることだってある。
そう思って、ドア越しに、
「帰ってください。通報しますよ」
って声をかけてみた。
そしたら、ドアスコープにぐいっと顔近づけて、
「やっぱ家にいたんじゃんww」
って。
ドアノブをがちゃがちゃやられて、怖くて怖くて震えていたら、最初にチャイムがなってから1時間ちょっとくらいたったときに、廊下で大きな物音が。
ドアスコープをのぞいてみたら、もう一人、知らないスーツの40台くらいの男の人が立っていて、さっきの帽子をかぶっていた変態が倒れてた。
びっくりしてドアを開けてみたら、
「Hです。ご迷惑をおかけして、申し訳ない。さっき通報したので、もうすぐ警察がくると思います」
っていいながら、変態に馬乗りになって押さえ込んでくれて、その後、無事に警察が到着。
変態の家から、謝罪ということでけっこう多額のお金が入ったので、私はそれでまた引っ越しをした。
その後、Hさんとはいい感じになるんだけど、その話はまた次の機会に。
管理人の戯言(´・ω・`)
ご投稿ありがとうございます<m(__)m>
なぜ自分で通報しないの?
そいつが実はHさん、ってオチを期待してたのに・・・。
靴下買ったHといいかんじになるのもきっも