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正月はテレビ番組もどこも似かよった内容でほとほと退屈になる。 妻と二人コタツに入りながらみかんを摘み、酒を飲みつつ、届けられた年賀状の束に目をやる。 おおよそ、百通ほどの束を自分宛と妻宛に分けてみるが、ほぼ五分五分で、今年は勝ったの負けたのとつまらぬ勝負にも決着が付かないような緩い昼下がりだった。 何気なく妻宛の年賀状を見ているうちに、何のコメントも無い家族たちの写った年賀状が目に入った…