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都会の喧騒が嘘のような静けさに、時折、蝉の声が染みていた。 案内された回廊のある和室には、片足を上げた状態で鴨居から吊るされて、浴衣が肌蹴た半裸の女がいた。 それを2台のビデオカメラで撮影するスタッフがいた。 年の頃なら40歳くらいだろうか。 憂いのある表情をした長い髪の美しい女だったが、どこか懐かしい顔立ちをしていた。 「どれ、ご開帳といくか・・・」 茶色の浴衣を着た初老の男…