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夏休みでアルバイトに来た20歳の専門学校生は、どこかナヨッとした男だった。 優しい男で、俺にとても懐いて、バイトが終わってお別れする時に泣かれたから飲みに連れて行った。 「ボク、体は男なんですけど、心は女の子なんです・・・。女として、やっさんが好きなんです・・・」 俺はなぜか、この一回り年下の男が可愛く思えた。 「俺にどうして欲しいんだ?お前を、どう呼べばいい?」 「由香って呼ん…