※このエロ話は約 7 分で読めます。
投稿者:性獣 さん(男性・20代)
タイトル:憧れの先輩が不良のおもちゃに‥‥‥
高校時代、僕の所属してい空手部にはアヤノという美人な先輩がいました。
明るくて、愛嬌があって、思いやりがある人です。
みんなに好かれていたし、僕も密かに想いを寄せていました。
これは、そんなアヤノ先輩が不良のおもちゃにされたお話しです。
「ねぇ! 空手部に入りませんか?」
高校一年生の春、部活勧誘をしていた一人の女子に声をかけられました。
その人を一目見て、(美人だ!)と思ったのを今でも覚えています。
綺麗というよりは可愛い系で、笑った時の愛らしいえくぼが特徴的でした。
それが僕とアヤノ先輩の出会いです。
僕は最初、空手をしたことがないのを理由に断ろうとしていましたが、
「大丈夫大丈夫、初心者でもいいよ! 練習きつくないし、他よりも緩い部だから、一回来てみて!」
と、勢いに押されて、見学をすることにしました。
後から知ることになりますが、当時の空手部は総員五名。
その中で二年生はアヤノ先輩の一人だけでした。
つまり、三年生が引退すれば部員は一人だけになります。
田舎の高校の寛容さ、三十年の歴史がある部を無くすのは忍びない、それを言い訳に生かされていた空手部ですが、流石に部員が一人だと廃部は免れません。
それがアヤノ先輩が必死に勧誘する理由でした。
かくして僕は空手部に入ることになります。
見学を通して、部内のユルイ雰囲気や先輩方の人柄の良さに惹かれてたこと、何より入部の意思をアヤノ先輩にチラつかせた時の、
「本当? あぁ、良かった――! ありがとね!ホントありがとう!」
その表情と言葉が、一番の決め手でした。
そして本番はここからになります。
一年の月日が流れ、僕は二年生に、アヤノ先輩は三年生になりました。
アヤノ先輩は引退しており、部員は一年生無しの、同期の二年生五人(全員男子)だけで、寂しくも楽しく部活をしていました。
不良のA郎、B助、C太の三人組が道場に入り浸るようになったのはその頃です。
彼らは二十代でしたが、A郎は空手部のOBらしく、B助とC太を連れて遊びにくるようになりました。
それだけなら良かったのですが、僕達にふざけて暴力を振るったり、お金を奪ったりと、イジメのような行いをしてきます。
空手部なのですが、情けないことに僕達は怖くて抵抗が出来ませんでした。
顧問のおじいちゃん先生に相談しても、「それも上下関係だ。鍛えてもらえ」と一蹴され、相手にしてもらえません。
部活に行けば暴力を振るわれ、休んだところで怒りを買うだけです。
他の部員もみんな疲弊しています。
大好きだった部活が苦痛になりました。
「大丈夫? 何かあった?」
そんな時に、声を掛けてくれたのはアヤノ先輩でした。
優しい言葉を受けて、僕は縋る思いで話します。
三人組から虐めを受けていること、学校側が助けてくれないこと、痛かったこと、辛かったこと、全てを。
「あ――、そんな感じなんだ。私から注意してみるよ。可愛くお願いすれば聞いてくれるかも!」
そう自信満々に笑う姿を見て、この人ならなんとかしてくれるんじゃないか、と安心しました。
そんな根拠もない楽観が、アヤノ先輩を、僕自身をこれから苦しめることも知らずに。
アヤノ先輩はその日の放課後に来てくれました。
三人組を見て、
「こんにちわ――! 空手部のOBなんですよね――?」
と、持ち前の愛嬌の良さで話し掛けます。
そして遠回しに、やんわりと暴力を振るうのはやめて欲しい、此処に来ないでほしい、と訴えていました。
けれど、三人組は「彼氏いんの?」や「今度遊ぼうよww」としか返さず、流石のアヤノ先輩も嫌気が射しているようでした。
そうしていると突然、B助が近くにいた友達を蹴りつけました。
何も考えずに、いつものノリでした暴力なのでしょう。
しかし、
「やめてくださいッ!!」
アヤノ先輩の怒鳴り声が道場に響きました。
目前で後輩に暴力を振るったのを見て、沸点が振り切れたんだと思います。
ニコニコしていた表情から一変して、顔を真っ赤にしながら三人組を睨みつけていました。
「え、なになに。何で怒ってんの?」
「あなた達のせいで、〇〇達が困ってるんです! ここに来ないでください!」
「違うって! こいつらと遊んでるだけ! 男なら普通だって! なあ?」
同意を求められて「いやぁ……その」としか言えない僕達を他所に、アヤノ先輩は更に続けます。
「アヤノちゃん、ちょっと落ち着こうぜ」
「警察にも連絡します! ここに来ないでください!」
「…………」
一歩も引かないアヤノ先輩に、三人組は言葉が出せなくなっていました。
お互いに睨み合い、無言の時間が流れます。
重い重い空気が漂い、道場だけが別の空間のように感じられました。
何分経ったでしょうか。
いきなり、本当の突然、C太がアヤノ先輩の頭を掴んで、マットに叩き付けました。
「あんま調子乗んなよ、お前」
低い声でそう呟いたC太が、アヤノ先輩に跨り、制服を脱がせようとしています。
頭が情報を処理しきれませんでした。
脈絡もない展開に、僕も他の四人の部員も動けず、ただ呆然としていました。
そんな僕達にA郎とB助が詰め寄り「もう帰れ、他の奴や警察呼んだら殺すから」と言い、外に締め出されます。
出ていく時、アヤノ先輩の「いやあっ、やめて、やめて!」と抵抗する声が、耳から離れませんでした。
外に出から、僕達は誰も喋りません。
見捨てて帰る図々しさもなく、助けにいく勇気もない。
ただお互いに視線を交わして、オロオロするだけの情けない集団です。
「帰ろう」
30分くらいして、部員の一人がそう呟いたのをきっかけに、結局僕達は帰り初めました。
今思えば、本当に最低な選択だと思います。
アヤノ先輩がどんな目に遭っているのか理解しながら、
”アヤノ先輩はうまく逃げたかもしれない”
”あの三人も流石に強姦はしない、少し驚かせただけ”
そんな都合の良い思考で、現実から目を逸らしていました。
翌日、アヤノ先輩は学校を休みました。
次の日、更に次の日も、学校に来ていません。
それに合わせるかのように、三人組も姿を現しませんでした。
怖くなった僕達は、LINEで”先輩、大丈夫ですか?”とだけ送りました。
既読は付きましたが、返信はありません。
見捨てた後ろめたさから、電話することはできずにいました。
その日の夜、僕のスマホに着信が一つ。
空手部のグループLINEに、アヤノ先輩から二分ほどの動画が送信されていました。
動画にはB助の変顔を映されています。
僕は震える指先を自覚しながら、動画を再生しました。
『うーすw お前らにお裾分けでーすww』
B助はそう言った後、視点を移動させました。
そこはアパートの一室のようです。
カメラが写した先に、裸になって四つん這いになっている女性の姿がありました。
そして彼女に背後から、リズム良く腰を打ちつけるA郎の姿が映ります。
『んっ、あ、あ、あ』
その女性は、アヤノ先輩でした。
僕はそのことに、すぐには気がつきませんでした。
声が、いつもの柔らかな声ではなく、部活で聞く鋭い声でもない。
本気で感じてる時に出す、甘ったるい女の声だったからです。
思考は止まっていました。
心臓の音がバクバクと鳴り、動画を遠くから見てるような気分で、続きを見ました。
『動画撮ってるぞ、顔あげろ』
C太の指示に従い、アヤノ先輩は枕に埋めていた顔をカメラに向けました。
『はぁっはぁっ、ん、空手部の、みんな、あっ、見てますか……?』
焦点が合ってなく、憔悴した表情です。
『ほら、練習したやつ早く言えって』
『はぁ、はぁ、あっあっ! は、い』
アヤノ先輩はA郎に突かれたまま、言葉を続けます。
『みん、な。んっ、ごめんなさい。……わたし、A郎、さん、ああっ、達に、イジメられて、あ、あ、屈服、させられ、ました。助け、られなくて、んっ、ごめ、っ、んなさい』
そこまで言うとA郎は、アヤノ先輩の上体を起こし、カメラによく映るようにしました。
胸が上下に激しく揺れています。
制服や胴衣の上からでは分かりませんでしたが、アヤノ先輩が巨乳だったことをそこで知りました。
『ほら、続き』
A郎は腰の動きを早め、それに比例してアヤノ先輩も乱れていきます。
『あぁ……っ! わたし、の! あ、あ、はぁっ! 恥ずかし、いつ姿で、許して、ください!』
ここから、アヤノ先輩は泣き声になっていました。
『んああっ、ダメ! ダメ、です! イキます!ああッ』
『後少し、最後まで言えってw』
『見て、くださ、い。あ、ああっ……! わたし、で、抜いて下さ、い! みんな見て……! 見て見て見て見て見て……ッ、あ、あああっっ!!』
瞬間、アヤノ先輩はビクッと跳ね、痙攣しました。
三人組の笑い声と共に動画は終了です。
僕はそれから直ぐに自慰をしました。
好きだったアヤノ先輩が犯された悔しさと、嫉妬。
自分への嫌悪、罪悪感。他の部員もこの動画を見たことへの怒りや、いろんな感情が溢れて、頭がおかしくなりそうでした。
五回以上抜いても、精子が出なくなるほどしても、気持ちは収まりませんでした。
それから一週間も経たずに、アヤノ先輩は学校に来るようになりました。
けれど、僕達をさけるようにしてるのは明らかで、僕達も合わせる顔がありません。
卒業まで、卒業してからも、会話することは一度もありませんでした。
不良三人組はいつの間にか道場に来る事は無くなり、暴力からは解放されましたが、僕達は話し合って廃部することにしました。
理由は言うまでもありません。
この出来事から六年が経ちます。
アヤノの先輩は地元から出て行ったので、今は何処に居て、何をしているのかは知りませんが、幸せになっていることを切に願っています。
管理人の戯言(‘ω’)
ご投稿ありがとうございます<m(__)m>
動画は証拠として取っておいてください・・・。
高校時代、僕の所属してい空手部?
結局僕達は帰り初めました?
自分への嫌悪、罪悪感。他の部員もこの動画を見たことへの怒りや、いろんな感情が溢れて、頭がおかしくなりそうでした。
動画を見たせいで頭がおかしくなってしまったんだね…。
可哀想に…。