浮気と不倫は別物?欲に負けた男女の末路とは・・・・・・・

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真実の愛?出会ったのが遅かっただけ?悪いのは運命、それとも…。浮気、不倫の末に人が得るものとは何か、真剣に考えてみた。

この世には、二種類の人間がいる。
「浮気をする者」と、「浮気をしない者」だ。

浮気をする者は、愛を誓い合ったパートナーだけを見つめることをせず、新しい愛を求めて自由に彷徨う。
浮気をしない者は、愛を誓い合ったパートナーだけを見つめて、愛と信じ続ける。

一般的に、浮気は悪とされる。
愛する者に対し、不誠実であるというのがその理由である。

誰かを好きになり、その気持ちを告白し、受け入れてもらって恋人関係になる。
愛し合う二人は互いを見つめ合い、他人の入る余地はない。
……ないはずなのだが。

ほんの少しの恋人への不満が、他人を見るきっかけを与えてしまう事がある。
悪意を持った他人の甘い言葉が恋人を見つめる目を逸らさせる。

愛し合っているという安心感が他人を見ても許してくれるという思い込みに変わる。
刺激のない穏やかな日常がつまらなくなって自らスリルをつかみに行く。

浮気の切っ掛けなど、些細なものであることが多い。
ほんの少しだけだからちょっとぐらいいいだろう、そういう軽い気持ちがいつしか愛に対して誠実な姿を歪ませていく。

人は、弱いものだ。
浮気という恋人に対する裏切り行為に対して、やがて責任転嫁をするようになる。
自分が浮気をすることになったのはパートナーが至らないせいだ。
自分は浮気などしていない、自由に感情を露わにし毎日を謳歌しているだけだ。
私は出会う順番を間違えただけ、運命の人はこの人だから浮気じゃない。
俺を愛しているんだろう?だったら俺が苦しむようなことを言うのはやめてくれ、好きなように遊ばせてくれ。
……実に、身勝手なことである。

浮気をするもの同士が恋人関係を結んでいるのであれば、まだ比較的状況は穏やかだ。
お互いに誠実さを求めない関係性を続けるのであれば、自分以外の人を好きになってはいけないというルールを課す必要はない。
しかしこの場合、果たして恋人同士を名乗る必要性があるのかどうか、些か疑問が残る。

浮気を容認してほしいものと浮気を許さないものが恋人同士になってしまうと、かなりの衝突が発生することが見込まれる。
自分はこんなに誠実なのに、なぜパートナーは自分一人だけを見てくれないのだろう、その悲しみが、怒りが、更なる束縛を呼ぶことになり恋人関係を破綻させる。
恋人の浮気を許したくないのに、嫌われることを恐れて許し、自分の心を偽り続けた結果心を病んでしまうものは少なくない。

そんな罪深い浮気という行為、さらにその罪を重くするのが、不倫である。
既婚者が配偶者以外の第三者に対し恋愛感情・肉体関係を持つこと、それを一般的に不倫という。

プラトニックであれば不倫ではないというものも多いが、それは浮気をする側に立つ者達の都合のいい見解でしかない。
冒頭で述べたが、世の中には「浮気をする者」と「浮気をしない者」二種類の人間が存在している。

浮気をしない者は浮気を許さない…つまり肉体関係の有無に拘らず既婚者が配偶者以外に好意を持つことを許すはずがないのである。
この世に二種類の人がいる限り、浮気をするものの常識が罷り通ることはないのだ。

わが国では、いわゆる重婚は認められていない。
つまり、婚姻を結ぶのであれば、たった一人の人としか結ぶことが叶わない。
結婚してしまったら、配偶者以外に好意を向けてはならない、それがこの日本においての一般的な見識であり、常識である。

不倫は国で認められた不法行為だ。
裁判を起こし、不貞について不服を申し立てれば金銭の支払いが生じる、れっきとした悪だ。
その悪を乗り越えて浮気をし続けるものが、不倫の沼にハマるものが、後を絶たないのである。

バレたらまずいことをしている、どうにかしてバレないように関係を続けたい、バレないようにいろいろと細工をする、奥さんにバレたら、旦那さんにバレたら、奥さんさえいなければ、旦那さえいなければ、こんなにも障害を乗り越えて愛し合わなければいけない自分たちは本当に不幸だ……。完全に悲劇のヒロインになり切っている人もいる。

ひどい奥さんだね、私ならそんなことしないのに。
ひどい旦那さんだね、僕なら君を大切にするよ。
こんな奥さん捨ててもいいよ、私がいるよ?
こんな旦那許せない、俺がお前を救い出してやるから!
自分を正義の味方と信じ切っている人もいる。

今回は、身勝手で愚かしい不倫の沼にハマってしまった二つの例をあげ、考察をしてみようと思う。
ぜひご一読いただき、浮気がもたらす様々な軋轢とドラマティックな展開を知り、貴方の身に襲いかかるかもしれない厄災を振り払うための糧としてご活用いただきたい。

実例1:何もできないお子様旦那をイケメンに育て上げた結果、何も知らない女に横取りされて…

私の元旦那はいわゆる理系男子で、男子校育ちの男兄弟の三男坊、26歳になるまで女性を全く知りませんでした。
性的な意味だけでなく、女性と言えばガサツでいいかげんな母親しか知らない、箱入り息子みたいな人だったのです。

アニメやゲーム、パソコンに夢中になる毎日で、おしゃれはもちろん外食もほとんどせず日常生活のすべてを母親にやらせていた究極のだめんず、ブサ男でした。

元旦那と初めて会ったのは小さな商社に就職した時ですが、本当に衝撃でした。
新入社員としてあいさつに行ったら、パソコンに囲まれたデスクの向こう側でゴミに塗れて一心不乱にキーボードを叩いていたのです。

何日も会社に泊まり込み、お風呂にも入らず食べたものはあちこちに放り出しっぱなし、髪の毛は気持ちの悪いロン毛でひげだらけ、分厚いメガネは弦の部分がガムテープでとめてあるし、着ているTシャツは黄ばんでいて穴が開いていました。

「……どうも。」
悲鳴が出そうなほどのインパクトを受けました。
あまり近づかないようにしながら仕事をするようになり、ようやく気持ち悪さに慣れた頃、企業展の会場係を一緒にやることになりました。

正直気が進まなかったのですが上司から頼まれて断り切れず、一緒に準備をすることになったんです。
ところが、元旦那は不摂生な毎日がたたって、入社時のスーツがはまらなくなっており、靴も底が抜けているのを気にせず履き、かばんは鼠にかじられておりネクタイはシミだらけという状態。

しかも、スーツは親に用意してもらったものだから買い方が分からない、今旅行中でいないから助けてほしいと懇願されて、休みの日に一緒に買い物に出かけることになりました。

朝イチでまず私の行きつけの美容院に連れて行き、髪の毛をさっぱりカットしひげを剃り…驚きました。
元旦那は…いわゆる、隠れイケメンだったのです。
まじまじと顔を見つめると、赤くなってそっぽを向いていました。

そのあとメガネ屋に行ってお洒落なデザインの眼鏡を購入、その日のうちに完成するという事で、待ち時間を利用してコンタクトレンズも購入しました。
カジュアルなアパレルショップで普段着を買い、スーツ専門店に寄り、少し遅めのお昼ご飯を一緒に食べることになったんです。

元旦那はレストランに入った経験がなくて、初めて食べるハンバーグステーキセットに感激していました。
ニコニコしながらおいしそうにハンバーグを食べる様子を見て、なんていうか、くすぐられちゃったんですよね、母性本能が。

私は三人兄弟の長女という事もあって、すごく面倒見がいいし、お世話をすることが好きなタイプなんです。

その日を境に、元旦那の世話を焼くようになりました。
デスク周りの掃除はもちろん、普段着やヘアケア、スキンケアに…性欲まで。

元旦那はもちろん童貞でした。
実家暮らしで、母親にゴミ出しや部屋の掃除をしてもらっていたこともあり、あまり性欲を発散させるチャンスがなかったらしく、私の家に入り浸るようになってそれこそオナニーを覚えたての猿のように、毎日盛っていました。

何も知らない童貞君にセックスの基本を教えて、私好みのエッチを叩きこみました。
「今、イッてる?これイッてるよね?ああ、ぼくがイカせてる、僕もイッていい?」
私、ちょっと…アブノーマルな所があるんですよね。
何も知らないことをいいことに、旦那にいろいろと…仕込んじゃったんです。

「おもちゃとか使ってみる?いいんだよ、気持ち良くなるのは悪い事じゃないの、素直に…なろ?」
「あ、アアア…、こんな所に、ああ、おもちゃって、使っていいんだ…男でも、喘いで…いいんだ……!!!」

ドンドン自分好みの男性になっていくのが、おもしろくて、目が離せなくて、手離したくなくて……、いつも一緒にいるのが当たり前になって行きました。
このころには会社にも私たちの仲の良さは知れ渡っていて、会社中の皆さんから祝福されて私たちは結婚することになりました。

元旦那は常に私の言う事を信じて、どんどんイイ男になっていきました。
ガサツな母親の元を離れ、私と暮らすことで毎日の入浴や歯磨き、身支度、一緒に出掛けるウォーキングやスポーツジム、バランスの取れた食事、身も心もピカピカに洗練されて見違えるようになりました。

末っ子という事もあってか、甘えっ子タイプでおねだり上手で…ついつい、手をかけてあげたくなるような人だったんです。
しかも、何かをしてあげるたびにありがとうという言葉を惜しみなくくれる人でした。

ガサツで大柄なお母さんしか身近に女性がいなかったからか、華奢な私にはとてもやさしく接してくれましたし、何かにつけてはプレゼントを渡してくれるロマンチストな人で…結婚してからもどんどん元旦那のことを好きになりました。

ほどなくして私は妊娠し、会社を退職する事になりました。
退職する日、同僚、上司、社長…会社の社員全員が集まって、私を送り出してくれました。
元旦那と私の縁を繋いでくれた上司が号泣していて、私まで泣いてしまった位です。

その日以降、私は自宅マンションで家事をしながら元旦那を支え続けるようになりました。
元々きれい好きで几帳面な私は、毎日手作りのお弁当を渡し、生まれた子どもと共に幸せな毎日を過ごしていました。

子供が三歳になった頃、保育園に預けて仕事をしたいなと思い元旦那に相談したんです。
退職した会社は復職制度やパート雇用復帰制度を設けているので、それを利用しようと考えてのことでしたが、なぜか元旦那は浮かない顔…この時、少し違和感を覚えました。

今までは、思ったことは何でもすぐに口にしていたはずなのに、なんとなく、口ごもる感じがしたんです。
いわゆる女のカンが働いた感じですね。
その日から私は元旦那を注意深く観察する事にしました。

初めに気が付いたのは、お弁当箱の異変です。
今までは、お弁当箱にしっかり残っていた箸の跡が…ない。
ピンときましたね。元旦那は、お弁当を食べずに、捨てているって。

おそらく、家に帰る前にどこかのコンビニで捨てていると思われました。
そして、私の作ったものを食べずに、浮気相手と一緒にお昼ご飯を食べている。
さらに、残業の増加。
元々仕事熱心な元旦那は残業しがちでした。
しかし、子供が生まれてからは常に定時で帰宅する癖がついていました。

それがいつの間にか日を跨いで帰宅することが増えてきたんです。
決定的だなと思ったのは、助手席の隙間に落ちていたピアスのキャッチでした。
私はピアスをしていません。
ピアスをしている誰か…奥さんである私に自分の存在をわざとらしく知らせる誰かの仕業に違いありません。

思いきって、浮気をしていないか聞いてみることにしました。
すると、元旦那は泣きながら言うんです。
「これは浮気じゃない、本気なんだ、君を愛しているけど、清美のことも愛している。お願いだ、清美と会って、仲良くしてくれないか。」

耳を疑いました。
この人は何を言っているんだろう?私がいるのに浮気をしただけじゃなく、私と浮気相手が仲良くする?
仲良くなって3Pでもするつもりなんでしょうか。
ありえません。
私は浮気をする人は嫌いです。

言い方は悪いですが、元旦那は明らかにモテない風貌でしたし、モテる要素を持っていないブサメンでしたから、浮気なんてするわけない、できるはずないと思っていたんです。
安心しきっていましたが、完全に誤算でした。
元旦那は私のお世話でイケメンになって…モテてしまったのです。

26歳までまったく女性に触れ合ってこなかったことも幸いして、まったく女慣れしていませんから、男慣れしている女性に何の疑いも持てずに引っ掛かってしまったのです。
聞けば相手は私が退社した後に入ってきた二歳年上の女らしく、工業高校卒の逆ハーレム経験者…男を常に食いまくっているような人物でした。

稼ぎのいい男と結婚したものの体の相性が悪くすぐに離婚したことを誇る、常にセックスの相手を探しているような真性のビッチ女に元旦那は食われてしまったのです。

「私は浮気をする人は嫌い、別れます。」
「いやだ!別れたくない、愛してる、仕方がないから清美とは別れるよ、今回だけは許して欲しい……」

旦那の真剣な言葉に、真面目な態度に、一度は許したんです、私。
でも、半年ほどたったある日、出張帰りの旦那のライン通知を見てしまいました。

「奥バレしてない?旅行楽しかった!」
なんだ、切れてなかったんじゃないと、がっかりしました。
私、不倫って絶対に許せないタイプなんです、やっぱり。私が何も気付いていないと思って、脳みそお花畑状態で不倫しまくりの旦那を横目に離婚に向けて黙々と準備しました。

元旦那は私がいないと何もできないですし、基本無頓着ですから証拠集めは簡単にできました。
スーツの上着にレコーダーを仕込んだらあられもない情事の証拠が取れましたし、ドライブレコーダーの音声もばっちり残っていました。

何が面白いかって、普段私とのセックスで完全にド変態丸出しの癖にいっぱしのイケメン気取なのがウケてウケて。
相手の女がこれ見よがしな演技喘ぎしてるのも大ウケでした。

言っちゃあ悪いですが、破綻は目に見えてましたね。
イカせてもらって当たり前と思ってる女と、自分がイク事しか考えていない元旦那がうまく行くわけないですから。

離婚が成立し、慰謝料を元旦那と不倫相手からもぎ取り、私は娘を連れて家を出ました。
私が新しい生活をスタートさせたあと元旦那はすぐに不倫女と結婚して、会社の人たちから総スカンを食らうようになったそうです。

寝取り女は居た堪れなくなって退職し、瞬く間に旦那のデスクはゴミ溜めになって行ったんだとか。
もともと私がいなければ整理整頓をはじめ金銭管理や日常生活ができない旦那でしたから、略奪女との生活はかなり酷いことになっているみたいです。

女も股がゆるいだけあって適当な生活をするタイプだったらしく、スーパーで出来合いのものばかり食べるようになって、二人してぶくぶくと太り始め、お風呂にも入っていないのか悪臭を周りに撒き散らして社長から厳重注意を受けたと元上司から教えてもらいました。

はっきり言って、ざまあみろ、です!
私は再就職先で自分のことは自分できちんとやってくれる頼もしい旦那様を見つけて、毎日幸せに暮らしていますけどね!

実例2:PTA会長に就任するたびに妻が変わる男の末路

俺はどちらかというと、モテなくて冴えない男だった。
バレンタインデーにチョコレートをもらったためしはないが、キモイといわれて孤立するようなタイプではない、ブサメン寄りの一般人。

それなりに友達はいたし、モテなくても人並みに生きていけたらそれでいいと思いつつ、このまま寂しい童貞のまま人生を終える事だけはしたくないと男性誌を読んで勉強したりしていた。
勉強の成果が出て高校を卒業する際に部活のマネージャーに告白をされ、特に好きという訳ではなかったがOKして付き合うことにした。

まあ、はっきり言って、セックスがしたかった、これに尽きるわけだが。
俺は性欲が普通よりも旺盛な方だったのだ。
地味で目立たない女との付き合いは長くなり、情が湧いたのでそのまま結婚した。

二十四歳のときのことだ。
子供に恵まれ、ごく普通に生きていた俺だったが、思わぬ転機が訪れることになった。
三十一歳の時のことだ。

「PTAの役員ですか?」
「ええ、お宅自営業でしょう、男性役員が本当に見つからなくて…お願いできませんか?」

息子が三年生のとき、PTAの役員を引き受けることになった。
今どき、サラリーマンをしている男性が平日の昼間にPTA活動をするのはかなり難しいらしく、地域に密着した自営業をしていて比較的時間に余裕がある俺に白羽の矢が刺さったのだ。

はじめは何で俺がそんなめんどくさいことをしなきゃいけないんだと思ったが、引き受けてみれば予想外にいいことがたくさんあった。
取引先が増えたり、仕事が転がり込んできたり、人脈が広がったりしたことはもちろん、年に数回顔を出すだけで大げさに重宝され、行くたびにお母さん方に持て囃され、悪い気はしなかった。

なんだかんだで断るチャンスもないまま役員を続ける事になり、やがて俺はPTA会長になった。
すると…やけに、モテるようになってきたのだ。
そもそも、PTA活動に参加している人は母親がほとんどで、俺のような父親の姿はほとんど見ない。

さらに、俺は人当たりが良くてお母さん方の話をよく聞くタイプだったため、やたらと声をかけられるようになったのだ。
子供のことで悩んでいると聞けば24時間メールのやり取りをし、疲れたと聞けばテンションの上がる話をし、旦那に不満を抱える保護者の愚痴を聞いてはアドバイスをし。
俺の評判はドンドンよくなり、いつの間にか保護者達から尊敬?羨望?のまなざしを受けるようなPTA会長になっていた。

俺自身は鼻が高くなったのだが、嫁はドンドン機嫌を悪くしていった。
常にイライラとして、つまらない事でねちねちと苦言を申し立てるようになった。

「私の愚痴は聞かないのに、役員の人の愚痴は聞くんだね」
「役員の人と二人で食事に行くとかおかしいと思うんだけど」
「保護者のケアをする前に自分の子供のケアをしてよ、私の話も聞いたらどうなの!」
「みんな悩んでいるんだ、お前は恵まれてるだろう!わがまま言うな!」

だんだんと嫁と顔を合わせるたびに口論するようになった。
PTA役員と出かけるというと口論になるので、黙って家を出るようになった。
しかし、嫁にバレなくても、俺が嫁以外の誰かと会っていると、必ずと言っていいほど見知った誰かが鉢合わせ、気まずい空気が流れるようになった。
俺はPTA会長として市内各所に顔が知れ渡り、知人の数も膨大に膨れ上がっていたからだ。

「じゃあ、人に見つからないところで相談しましょう」
俺は役員の女性の言葉に従い、ホテルで落ち合い相談を受けるようになった。
相談したあとは二人でシャワーを浴びてひと汗かいた。
そんなことを何度か繰り返していたら、家に封筒が届いた。

「お宅の旦那、不倫していますよ」という殴り書きと、俺と役員の女性がホテルに入る写真が入っていた。
俺は一度目の離婚をする事になった。
元嫁は息子と共に引っ越していった。
俺は新しい嫁と小学二年の新しい息子と暮らすようになった。
PTAの役員はそのまま続けることになった。

息子が小学四年になる頃娘が生まれた。
自営業をしつつ赤ん坊の世話をするのは骨が折れた。
一人目の嫁は専業主婦で、子育てはすべて任せきっていたから俺の負担はなかったのだが、今度の嫁はパートに出ているから俺も手伝わざるを得ず負担が大きかった。

その辺の愚痴を、役員仲間の女性に愚痴るようになった。
女性はシングルマザーで、年上だったこともありとても包容力があって…つい、欲が、出た。
市P蓮の全国大会で出張するとき、同じホテルに泊まって一線を越えてしまった。
PTA会長として胸を張り続けなければならない俺は、弱音を吐ける場所を必要としていたのだ。

いつものようにホテルで弱音を吐きつつ精子も吐き出していると、突然嫁が乗り込んできて修羅場になった。
嫁は探偵を雇って俺を尾行していたのだ。
もめにもめた末、俺は離婚することになった。

俺の元に四歳になった娘が残された。
どうやって育てていいかわからず困惑していたが、三人目の嫁が助けてくれることになった。
俺は新しい嫁と小学四年生の娘、四歳の娘と暮らすことになった。
下の娘が二年生になった頃、息子が生まれた。

自営業も軌道に乗り、仕事にPTAに張り切る毎日が続いた。
気が付けばPTAの役員をはじめて十二年が経っていた。
俺はいつしか、会長になるたびに奥さんが代わっている浮気の帝王にして小学校の主と呼ばれるようになっていた。
どこに行っても今の奥さんは誰ですかと聞かれる。
どの場所に行っても、この人の奥さんはこの人だったっけ?という顔を向けられる。

酒の席で嫁いじりをされる。
あらゆる場所で、女性陣からケダモノを見るような目を向けられる。
時折、モノ欲しそうな目を向けられることもある。
…そんな目を向けられたら、男として黙ってはいられないので……事に、及ぶ。
まあ、範疇外の人は、笑ってごまかすことになるんだが。

長年役員をやっていると、ちょうどいい距離感で楽しめる人もぼちぼち現れる。
特に愚痴や弱音を吐かずとも、ただ快楽を共にするだけの割り切った関係性を築ける人はいくらでもいるのだ。

俺はかなり人間関係をしくじってしまって嫁を三人も迎える羽目になってしまったが、一人の嫁をうまくごまかして事に及んでいるやつらはかなり多い。
そもそも、PTAの役員をやる年代というのは……三十代から四十代の、脂の乗り切った、性に対して貪欲になっているやつらが多くいるのだ。

配偶者とのセックスに飽きてしまって、新しい刺激を求めるものは多いのだ。
家庭内の事に無関心で仕事に夢中の旦那を持つ主婦は、セックスのチャンスがあれば迷わず手を伸ばす貪欲な牝として、想像以上に存在している。

結婚して十年を越えたころは、誰もがマンネリや義務感、諦め、そういった性の不満を覚える頃だ。
専業主婦であれば、出会いの場など学校にしかないから…比較的食い散らかすことはたやすい。
主婦は愚痴を聞いてくれる人が大好きなのだ。

最近、若い母親が俺を頼るようになって来た。
PTAの役員の世代は20代後半から40代、常に入れ替わっていく役員の平均年齢は上がっていくことはないから当然のことだ。
自分は確かに年を取っていくのに、周りにはどんどん若い奴らが集まってくるのだ。

俺はもう若くないから、感情をぶつけて満足するような子供じみた行動はしない。
若い母親は、若い旦那の衝動的な暴言を聞いているから、落ち着いて穏やかな言葉を届ける俺がとてつもなく魅力的に感じるのだろうなと思う。
若いまんこを味わうためなら、俺はいくらでも愚痴を聞く覚悟はあるからな、母親らしくない子供っぽい理屈だって、甘える牝のおねだりだと思えば…かわいいものだ。

そろそろ嫁を交換してもいい頃なんだが、三番目の嫁は年の功ってやつなのか、ちょっとやそっとじゃびくともしなくてさ。
あなたの浮気はもう病気みたいなものだからと開き直って、やりにくいことこの上ない。

ついに先日、パイプカットを打診されてしまった。
まったくとんでもないことを言う嫁だよ、失敗したなあと今さら思う。

四番目の嫁候補は、今モラハラの旦那と離婚手続きの真っ最中だ。
無事に離婚できたら、半年待ってすぐに結婚したいと思っているが…前途多難で柄にもなく心が荒んでいる。
…やっぱり嫁は若い方がいいからな。

あんなに若い頃もてなかった俺が四人も嫁を娶るとかさ、十八歳年下の嫁をもらおうとしているなんて信じられないね。
一生童貞かもしれないと悩んでいたあの頃の自分に言ってやりたいよ、心配するなってさ。

ぱっとしない女子と付き合って、子供が生まれたら、PTAの役員やってみろよってアドバイスしに行きたいくらいだ。
PTAの役員は、底知れない出会いの場。
若い頃は顔が良くて声が良くてスタイルが良くなければモテないが、PTAの役員になってニコニコとしていたら顔なんか関係なく、声なんか気にされることもなく、背格好や服装なんかほとんど気にされないままどんどんモテるようになる。

会長という肩書きが、人手が足りていないというだけでいとも簡単に手に入ってしまうのだ。
肩書きに弱くて家に閉じこもりがちな、旦那に蔑ろにされて心に傷を負っている主婦など…あっという間に食うことができてしまう。

ロリ体型も豊満体型も、妖艶系も清楚系も、ほんの少し声のトーンを落として「大変だったね、僕でよければいつでも愚痴を聞くからね?」と言えば…正に自動ドアのように股が開くのだ。

ただ、あまり派手にやると、市P連に「倫理観のない人がPTA会長をやっています」という投書が届いちゃうんでね。
多少の自制は必要だと思う。

…俺は一人目の嫁が投書したと思ってるんだけどさ。
あいつはかなり個人的な感情をぶつけてきて、一般的理論とやらを持ち出して不倫を否定していたからな。
本当に年を取ると女ってのはめんどくさい生物になるなとうんざりしているんだ。
昔の出来事をいつまでも根に持っていたり、自分勝手な感情で幸せに生きてるやつの邪魔をしたりしてさ。

どこにでも頭の固い奴はいる。
どこにでも下半身の緩い奴はいる。
浮気はダメ、不倫が悪なんてのは、うまく遊べない不憫な頭でっかちがいい出した、つまらない責任転嫁だと俺は思っている。

モテないからって、モテるやつを否定するために悪事を生み出してるんじゃねえよって思う。
人間の本能は、より多くの人とセックスを楽しむために生きるってところにあると思う。
でなきゃこんなにもPTA役員たちの間で、穴兄弟竿姉妹が生まれるはず、ないもんな……。

(終わり)

 

いかがだっただろうか。
浮気・不倫を容認する者たちの非常識で身勝手な、陶酔しきった思考回路に頭を抱えてしまった方もいらっしゃるのではないだろうか。

今回は既婚者による浮気…、不倫を取り上げて後味の悪さが残る事例をご覧いただいた。
婚姻関係を結んだ後の身勝手な行動が、どれほどの人々に影響を与え大きな被害をもたらすのか、その恐ろしさを少しでも感じてもらえたのであれば幸いだ。

冒頭で述べたが、世の中には「浮気をする者」と「浮気をしない者」二種類の人間が存在している。
浮気を認めない者がいる限り、浮気をする者はいつか必ず、手厳しい制裁を喰らう事になる。

浮気する者がどれだけ真実の愛だと叫んでも、浮気をしない者にとってはただのルール違反を犯した重罪人でしかない。
浮気をする者が浮気をしない者に対して、真面目でつまらない頭でっかちの腰抜けという評価をするのと同様に、浮気をしない者は浮気をする者に対して、誠意のかけらもない下半身暴走自制心ゼロのくそ野郎という辛辣な判断を下すのは当然のことであろう。

婚姻とは、永遠の愛を誓って結ばれる神聖なものだ。
確かに神に誓った愛があったはずなのに、それを蔑ろにして己の欲望に忠実に生きる、愚かな人々が後を絶たない。

浮気をして快楽のど真ん中にいる人たちには見えてこない、どろどろとした悍ましいドラマは、あちらこちらにあふれている。
「浮気をする者」同士、禁断の愛を貫こうと盛り上がっているのを、「浮気をしない者」たちは白い目で見ていることを知っていただきたい。

禁断のテーマであるがゆえに、この手の物語は…非常に人々の好奇心を掻き立て、つまらない日常を盛り上げるための着火剤として持て囃されがちだ。
現に、不倫をテーマにした昼ドラや映画は、思い出したように大ヒットとなり、世間を騒がせている。

しかし、一流の作家が記した物語はきちんと困難を乗り越え素晴らしい結末に導かれるが…、一端の一般人であるただの下半身のゆるい者が素晴らしい結末にたどり着けるという保証など、どこにもないのだ。

浮気・不倫は実際に自分が経験するのではなく、エンタテインメントとして観察するのが、心身ともに健康であると思うのは私だけであろうか。

 

著:さくら(エロばなちゃんねる編集部)

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