※このエロ話は約 3 分で読めます。
投稿者:隠れ億万長者 さん(男性・20代)
【体験談】金は盲目・・・
彼女にフラれた投稿者はその日に買った宝くじで高額当選を果たす。そして腹いせに彼女に自慢のメールを送った。すると彼女から「会いたい」とのメールが。よりを戻す気まんまんの彼女に対し、投稿者はそんな気全くなし。しかしどうしてもよりを戻したい彼女に投稿者がとあり得ない条件を出す・・・。
数年前の冬、俺は当時付き合っていた彼女に振られた。
20代後半になってもコンビニでバイトしてたもんだから見切りをつけられたんだ。
まぁそんな彼女も俺と同じくフリーターだったんだけどね。
ここまでならよくある話なんだがそれから数週間後、俺の身に思わぬ幸運が訪れたんだ。
それは宝くじの高額当選。
彼女に振られたその日、腹いせで買った某年末のジャンボな奴が大当たりしたのだ。
詳しい当選金額は伏せさせて頂くが、派手に使ったりせず慎ましく暮らせば一生働かなくても済む程度の金額だと思ってくれ。
で、俺は早速このとこを元カノにメールで自慢したんだ。
始めは信じてくれなかった元カノだけど、俺が当たりくじの写真をメールに添付すると態度が一変。
とりあえずお祝いしたいから久々に会わないかと向こうから誘ってきたんだ。
そんなわけで年明け早々会うことになった俺たち。
久々に会った元カノの格好はやたら気合が入っていて、俺とよりを戻す気満々という感じだった。
まぁ俺の方はそんな気1%も無かったけどね。
二人で軽く食事を済ませたあと、案の定元カノからもう一度付き合って欲しいとお願いされた。
俺の返事はNO。
だって金目当てなのが見え見えだったし。
しかしこれで引き下がる元カノではなかった。
彼女はその後もことあるごとにメールを送ってきては俺との復縁を迫ってきた。
それがあまりにもしつこかったもんだから、俺は元カノに対してある条件を達成したら付き合ってもいいと返事を出したんだ。
その条件ってのが「全裸で犬の首輪をつけて散歩」。
元カノはプライドの高い女だったから、こういう屈辱的な条件を出せば流石に引いてくれるだろうと考えた俺。
しかしその条件を出した日の夜、俺の元に元カノからとんでもないメールが届いたんだ。
メールには件名も本文も無く、ただ動画だけが添付されていた。
動画は30秒程度の短い物だった。
映像の背景は暗く、この動画が夜に撮影されたことはすぐに理解できた。
それから映し出される女性のような足。恐らく撮影者本人の足だろう。
靴は履いておらず裸足だった。
カメラのピントが足元から膝、腰と徐々に上へと登っていく。
この時点で、俺はこの撮影者が衣服を着ていないことに気がついた。
まさかと思ったがそのまさかだった。
最後に映し出されたのは元カノの顔。
その首には犬用の首輪が巻かれていた。
そう、元カノは俺が出した条件通り、
深夜の街を全裸で、それも犬の首輪を付けて徘徊していたのだ。
自分で条件を出しておいてアレだけど正直ドン引きだった。
うわぁ…と思いながらも動画を再度見直した時、俺はあることに気がついてしまった。
この撮影場所、俺が住んでるアパートの前だ…
まさかと思って部屋のカーテンからそっと外を覗く俺。
そして見つけてしまったのだ。
電柱の影にひっそりと立っている全裸の元カノを。
もう完全にホラー。
これにビビった俺はすぐさま元カノに電話した。
いつもと変わらない様子で電話に出る元カノ。
「おっ俺だけど…動画見たよ」
「ちゃんと見てくれた? 今ちょうどアンタんちの前まで来てるんだけど」
「ま、マジで?」
「うん。これでまた付き合ってくれるよね?」
この問いにしばらく沈黙した後、俺はその場を収めるためにとりあえずYESと返事をしたんだ。
「今日はもう遅いから家に帰りなよ。ね?」
「う~んわかった、あとでまたメールするね」
この電話を切ったあと、俺は大急ぎで引越しの準備を始めた。
引っ越すまでの間、元カノとのメールでは平静を装い、引っ越しをしたその日に電話番号もメールアドレスも変更。
こうしてまんまと元カノから逃げることができた。
もちろんそれからは一度も彼女と会っていない。
俺はその後、当選金で豪遊することもなく家に籠もってただただ地味な生活を送っている。
本当は派手に使ってみたい気持ちもある。
けどいざ金を使おうとすると、あのとき窓の外から見えた元カノの目を思い出して躊躇してしまうんだ。
金に取り憑かれた人間の血走った目を…
管理人の戯言(´・ω・`)
ご投稿ありがとうございます<(_ _)>
いやぁ、もったいない!
この世で怖いもの2つ
お金と人間
文才も豊かなんじゃ。お金って怖いと思ったよ。でも今度見つかったら殺されない?
本当だったらころされるね
てかこいつが悪いやん